万が一の為の「衛星携帯電話」

衛星携帯電話って、御存じですか?

皆さんが普段使っているスマートフォンなどは、地上に設置された
基地局から電波の送受信を行う
のに対して、こちらは地球の周りを飛んでいる

人工衛星

中継基地局となり送受信します。

ということで、通話エリアはほぼ地球全体です。

衛星携帯電話は、災害などで一般回線が使用できない場合に、安定して通話することのできる
災害時に役に立つや~つです。

通信形式

どういった人工衛星を使用するかによって、異なる通信方式となります。

インマルサット

こちらは、赤道上空約36,000kmに配備されている4の人工衛星を使用するタイプです。

地球の回転スピードと同じ速度で飛んでいるため「静止衛星」と呼ばれています。

赤道上空に人工衛星が位置しているため、日本からだと南向きで障害物がない場所で
通話
する必要があります。極所など、一部使用できないエリアがあります。

音声通話と、492kbpsのデータ通信が可能となっています。

イリジウム

こちらは地上780km上空66機配備されている人工衛星を使用するタイプです。

こちらは、衛星電話同士であれば地球局を利用することなく通話が可能となっています。

66機の人工衛星がカバーしているため、北朝鮮以外は全世界で通話が可能です。
しかし、持ち込みが禁止されている国もあるようです。

まとめ

通常で正常な生活を送れている場合では必要性はないし、毎月の基本使用料の無駄になりますが、
万が一を考え、金銭的に余裕のある方は利用を考えてもいいかもしれません。

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